エディブルガーデン

植物にとって一番大切な土

土の中の根は、水分や肥料・養分・酸素を吸収しています。土にはその全ての条件を満たしていないとよく育ちません。(通気性・保水性・排水性・保肥性・有機物・酸度)
エディブルフラワーだからといって、こだわりの土が必要というわけではありません。自宅でエディブルフラワーを栽培するには、園芸用培養土で充分です。

有機栽培

有機栽培とは、農地の自然 循環機能の維持増進を図って、化学農薬、化学肥料に頼らずに作物を栽培する方法です。
有機質成分からできている肥料は肥料効果のほかに土壌を改 善する働きをもつ。堆肥、魚粉、油かす、大豆かす、骨粉、鶏ふん灰などがあります。

無機栽培

無機質肥料を使用。無機質肥料とは無機質の成分からできている肥料で、硫酸アンモニウム、過リン酸石灰、塩化カリウムなどの化学肥料と草木灰 などがあるります。

エディブルフラワーを種から育てる場合、一般に市販されている花の種を使うことは出来るのですが、エディブルフラワー用の種もインターネットなどで売っており、なるべく専用の種を使う方が好ましいです。

種をまくときは、発芽し揃いやすくするために、一晩水に浸して水分を含んだ種をまきます。

害虫駆除

インドではニームという害虫が寄り付かない有名な街路樹があります、樹皮、種子、実や葉などすべてに薬効があるとされ「ミラクルニーム」といわれています。
樹木全体に含まれる成分を害虫が嫌い、有機農業の防虫対策にとして有効です。

ドイツの昆虫学者が、アフリカのスーダンでイナゴの大群の襲来により、あらゆる木葉 や野菜類が食べつくされたのに、ニームだけは食べられずに残ったという光景を目撃したの がきっかけで、研究に携わるようになりました。イナゴも食べなかったというニームも、人間が葉を食べたり、飲んでも害がなく、薬効に 優れている万能薬です。
そんなニームの木の実からしぼった植物油ニームオイルが最近では日本でも出回っており無農薬栽培や有機栽培で大活躍してます。また自宅で手軽に作れる、ニームの葉を煮出し汁でも効果があります。